目の病気
花粉症
花粉症とは
花粉症とは、植物の花粉(アレルゲン)によって引き起こされるアレルギー症状の一種です。
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」などの諸症状を引き起こします。
原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、マツ、ブナ、ヨモギ、イネ、ブタクサ、カバノキ等が挙げられます。
花粉症に年齢は関係なく、お子様も花粉症を発症します。
主な症状
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水のような鼻水
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くしゃみ
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鼻づまり
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のどがかゆい
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皮膚がかゆい
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倦怠感
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目がかゆい
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目の充血(アレルギー性結膜炎)
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目の異物感
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涙が出る
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目がただれる など
主な花粉の飛散時期
花粉症の初期療法
花粉症が悪化してから治療を始めると、お薬が効きづらく、症状もなかなか改善しません。
最近では、花粉が飛散する2週間くらい前から薬物療法を始める初期治療という方法が推奨されています。
症状が現れる時期を遅らせる、症状を軽くする、症状がみられる期間を短くする、薬剤の使用を少なくできるなど、多くのメリットがありますので、毎年花粉症でお悩みの場合は、お早めにご相談ください。
眼の症状だけでなく、鼻水や鼻づまりなどの症状が現れる方も受診していただけます。問診をしっかりと行い、症状に合わせて薬の処方をいたします。
花粉症の治療薬
薬の効果には個人差があるので、医師に相談して自分に合った薬を選択してもらうことが大切です。
※薬剤の種類によっては、皮膚科、耳鼻科、内科での処方をお薦めする場合も ございます。
●抗ヒスタミン薬
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経口薬(飲み薬)
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点鼻薬(鼻噴霧用)
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点眼薬
●メディエーター遊離抑制薬
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経口薬(飲み薬)
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点鼻薬(鼻噴霧用)
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点眼薬
●抗ロイコトリエン薬
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経口薬(飲み薬)
●血管収縮薬
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点鼻薬(鼻噴霧用)
●ステロイド薬
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経口薬(飲み薬)
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点鼻薬(鼻噴霧用)
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点眼薬
花粉症のセルフケア・予防
日常生活において、花粉に接触しないようにすることも大切です。
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花粉が多く飛散する日は外出を控える。
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外出時はマスクや花粉防止用のメガネなどで防御する。
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家に入る前に外で衣類の表面を払い、花粉を家に持ち込まないようにする。
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こまめな手洗い・うがい
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室内での空気清浄機の使用
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洗濯物を室内干しにする など